2007年 北海道遠征(弟子屈)


10/4〜8 北海道遠征(弟子屈) 釣行記

10月4日(木曜日) 釣行初日

10/4〜8の4泊5日で恒例の弟子屈詣でをしてまいりました。いつもは単独ですが、今回は北海道初挑戦のいっしゃんとの釣行です。
前日に泊まりに来ていたいっしゃんと共に始発のバスで一路羽田へ。
3連休絡みのため女満別便しか取れませんでしたが、第1便は乗れる人が限られるせいか、意外と空いてました。

前もってレンタカー屋に荷物を送っておいたので、当日の荷物はこんな感じ。 
けっこういい手かも。出発を待ついっしゃん。若干眠そうですね。

女満別到着前の北海道の山並み。
たぶん屈斜路あたりのはず。

女満別入りなので、いつも寄るA川は2日目に回し、空港から屈斜路に向かう途中の網走川の小さな支流へ。
まず一昨年60cmオーバーを上げた実績のある下流部の橋から入渓。
水量はかなり少なめなので不安でしたが、堰堤下でまずはいっしゃんが15cm程の小ニジのライズを取りました。とまあこれはご愛嬌。
まだライズしてて狙ってるいっしゃんの上に入らせてもらうと。1つ目のプールで早速開きから走る尺サイズを確認。核心部手前でしばらく待ってると、やはりライズ発見。
ですが出るものの中々乗りません。流れ込み付近のライズでリーダーが短いためドラグがかかってるのが原因と思い。そ〜っと回り込んでダウンで流し込むと一発でヒット。
12ft3X直結でもフライ先行なら何にも問題ありませんでした。とりあえずデコは回避。大丈夫とわかっててもやっぱり安心しますよね。
まだライズしてたのでいっしゃんに譲り、更に1つ上のプールへ。

いっしゃんも粘って尺オーバーをまずはゲット!!

この区間は発電所(たぶん)の下流なんで瀬の水深は10cmほど、おのずとプールの釣りになります。
去年はこの区間をやらなかったので比較にはなりませんが、一昨年釣った時より更に減水しててプールも釣れる水深以下になってるのが多く、結構歩きます。
しばらく歩いてプールに到達、少し待ってライズを確認したあとそれを交互に釣るという感じでしたが、フラットなプールでも3Xで釣れ、北海道のおおらかさを感じました。
人が多い川ではこの限りではないみたいですが、去年4Xを一瞬でぶっちぎられたリベンジ釣行なんで4Xに落とすわけにはいきません。

フラットな水面なので#8のスティミュレーターが異常に目立ちますが、
がっぽり食いつきます。

アベレージより少し大きめの37p。
プールでも結構いい引きをして楽しませてくれます。

しばらく釣りあがり、60cmオーバーの実績のあるプールに到着。
鹿よけ(人によっては熊よけとも言いますが・・)フェンスが川沿いにあるためこのプールが退渓の目印なので、少しじっくり釣りますが、減水のため大物は出ずに終了。
退渓して農道を歩いて車まで帰ります。上流部を釣ろうか迷いましたが鱒やさん方面に行く途中のダム湖が調子いいとのことで、イブニング一発勝負で移動します。

農道からの1枚。畑と山の境目に山に沿うように川が流れてて、
山から熊や鹿が下りてくるため畑側には川沿いにフェンスが張り巡らされてます。
入渓のしづらさが魚の残る要因なのは本州と変わらないようです。

反対で釣っていたいっしゃんを呼び、付き場を説明すると、早速いっしゃんにもヒット。
40pオーバーがかなりの数インレットに寄ってました。
足場がズブズブの泥のため魚は撮影できず残念でした。

ここでイブニングまで数匹追加しながら粘り、終了。とりあえず北海道らしい釣りをできひと安心です。

10月5日(金曜日) 釣行2日目

朝は恒例の朝飯前アメマスをやりに宿から15分ほどの川へ。
今回はちょうど産卵時期にあたってしまったらしく、中々口を使ってくれないとの前情報でしたが、まさにその通り。
60cmオーバーと思われる魚影は見えるものも、マーカーはうんともすんとも言わず朝飯の時間になりタイムアップ。ボコボコ釣れるはずの魚に凸くらうとダメージでかいですよね。
朝食後は平日の強みを生かして人気河川のA川へ。渓相、魚影共に申し分の無い川なのですが北海道にしては人の多い川で、ここまで来て先行者と駆け引き
したくないですからね。入渓してすぐの大物ポイントをいっしゃんに内緒でこっそり責めると案の定いいサイズが吸い込み、一気に下流へ。
が、少し引きずられながら下ったところで痛恨のラインブレイク。実は前日に止水だから4Xまで落としてて、そのままだったんですよね。懲りずにまたやってしまいました。
その後は渓相を楽しみながら、いっしゃんと交互に釣り上がり、要所要所からはいいサイズのレインボーが飽きない程度に顔を出してくれました。

上流域に場所を移すと更に好調。瀬と落ち込みが続くイワナの好きそうな流れからいいサイズのレインボーが次々に飛び出して
自然と釣り上がるスピードが落ちてしまいますが、暗くなるまでに退渓点まで行きたいので大物に絞って釣り上がります。

ガンガン瀬の脇から出たのはこの日の最大43cmのレインボーでした。

こんな流れだったので、瀬を4つも下られなんとかランディング。ハードでした。


いっしゃんも走り回ってます。

上流部のアベレージ(より気持ち大きめ)37cm

最後は暗くなりかけてきて駆け足で釣り上がり、終了。車までは国道を下るのですが、トラックが100km以上のスピードでバンバン脇を追い抜いていくので、
怖くなってライトを後ろ向きに向けながら歩きました。こうすると心なしか大回りで抜いてってくれるので安心です。

10月6日(土曜日) 釣行3日目

朝飯前アメマスにリベンジすべく、前日より下流のポイントへ。
ここは一昨年そこそこ釣れた記憶があるのですが、そんなに甘くなくマーカーは沈黙・・2日連続アメマス凸か、と思いきやなんとかチビを釣って凸回避。
もっとでかいのたくさんいるのに、なんて贅沢言ったらバチが当たりますよね。素直に安心しました。

アメマスにしては小さめの35cm。倍近いのもいるのですが・・・

この日は土曜日なので人が入らない川へ。ということで昨年なすすべも無く惨敗したリベンジを果たすべくK川へ。
ここは牧場の中を流れる川ですが、1ヶ月ほど前に熊の目撃情報があって山狩りやったらしくそこらに注意看板が立ってます。
おかげで今年は人が少ないとのこと。ちょっと迷いましたが、熊スプレーを握りしめチャレンジ。カーブごとに現れる倒木の下に良い型が潜んでるので、
間の瀬はひたすら歩く体育会系の釣りで望みました。


天気も良くロケーションは抜群。熊の恐怖は少しありましたが、心なしかいっしゃんに先を譲りつつ軽快に釣り上がります。
数はあまり出ませんが、エグレから出るやつはどれも良いサイズで障害物に潜り込もうとする最初のダッシュをいかに止められるかが鍵で
「3Xで綱引き」、って感じのファイトを強いられます。

こんなのが食った瞬間倒木に突っ込むのですから気が抜けません。

瀬も釣れないこと無いのですが、良い型は決まってこんなポイントから出てきます。

ふと振り返るといっしゃんが木の中に。中々出てこないので熊から隠れてるのかと思いきや、近づいてみるとなんとファイト中でした。
リーダーを手で持ったり、しばらくの格闘の末、無事ランディング。お見事でした。
ティペットが細いと一瞬でゲームオーバーですが、3Xくらいだと結構無理ができるんですよね。




10km近く歩いたため宿に帰ると、足がパンパン。川原が少ないのも辛い一因ですが、報われるんでつい歩いてしまうんですよね。
純粋に大物にめぐり合う確率が高くなるから。

10月7日(日曜日) 釣行4日目

この日もまた朝飯前アメマスを釣りに。渋いのは承知の上ですがなんとかサイズアップを狙いたいところ。
橋の上から無数の魚影が確認できたポイントを上流からいっしゃん、下流から私で交互に攻めます。しばらくするといっしゃんに待望のヒット。
しかもけっこうでかそうです。

このあたりのかけ上がりに群れていました。

寒さとウェーダーの水漏りで挫けそうになっていましたが、いっしゃんのヒットでなんとかモチベーションを保ち、しばらく粘ると私にもなんとかヒット。
50cmほどの中型でしたが、まあ勘弁してやろう、と強がってここでタイムアップ。何とか型を見れて内心は相当安心しました。

朝飯後は迷った挙句、日曜ということもありまたもや熊スプレーを握り締め連日のK川へ。
前日に攻めていない区間をやりますが、上流は不発。早々に見切りをつけて5kmほど下流へ。
要領は掴んでいるので大型に完全に絞って歩いては倒木の下、歩いては倒木の下を繰り返す事しばらく。いかにもなポイントで数投後、この日は少し渋かったので
北海道らしからぬCDCパターンの#14を流芯に流すとヘッドアンドテイルででっかい三角形の頭が見えた次の瞬間、ジャンプ。これまでとは桁違いのでかさに凍りつきます。
プールを走り回った後すぐ足元を通過して一気に下流へそして3Xで必死に踏ん張りますが一直線に倒木の下へ。
そのまま動きは止まり手には明らかに木の枝の感触が・・半ば諦めかけましたが立ち込んで、入りこんだ方向から引っ張るとなんとか引きずり出せたと思うまもなく
更に下流へ走ります。しばらく綱引きしたあと、やっとの事でランディングで来たのは49cmの完璧なプロポーションのレインボーでした。
去年なすすべも無く完敗してから1年越し、ロッドとリールをこの川用にそろえやっとリベンジできました。
去年なすすべも無く切られたのはもう一回り大きかったのですが、そんな贅沢はとてもいえないくらいの魚体でした。

いっしゃん、ファイトシーンを撮ってくれてありがとうございます!!

わかり辛いですが、木の中から引きずり出してるところです。

ネットが全長50cmだったのでギリギリ届かずでしたが、重さはそれ以上でした。

後から聞いた話ですが私が釣った情報を元に後日同じポイントで友人が47cmを釣ったそうです。
溜まるもんですね、良いポイントには。

このサイズでも顔が少し幼いんですよね。

釣り上がるいっしゃん。木々もほんのり色づいていました。

こんな深みからはやはり良型が。40cmジャスト。

垂れ下がってる木の下に入れると一発でした。

そうこうしてるうちに日も陰り、足早に退渓点まで行き終了。しかしここからが大変でした。3kmほど釣り上がっていたので、農道を歩いてるうちに暗くなり、
やだな〜と思って右手には熊スプレーをホルダーから出し握り締め、鈴を大きめに鳴らしながら歩いてると突然農家の犬に激しく吼えられ相当焦りました。
あぶなく反射的にスプレーを噴射するところでした。農家の人もビックリしたのか、出てきて「こんな時間に歩いてたら、やられちまうぞ!」と怒られる始末。
農家のおじさん、ビックリさせてごめんなさい。車に着くころは真っ暗。農道から駐車スペースまでの50mくらい背丈程の草の間を抜けるときは生きた心地がしませんでした。
教訓、ちゃんと帰りの歩く時間を計算して退渓しましょう・・!!

10月8日(月曜日) 釣行最終日

この日は朝から雨、でも内心朝飯前の釣りに行かない理由ができてひと安心。なにせ足がパンパンなもので。
「鱒や」さんで雨雲レーダーとにらめっこしていましたが、どうやら昼過ぎには上がりそう。
というわけで少しゆっくり目に帰り支度して、女満別空港に向かいながら、初日釣った支流へ。

美幌峠から屈斜路湖を望む。今回はカメムシが不調で湖をできなかったのが唯一の心残り。いっしゃん、来年は湖やりましょうね!

ひと山超えると嘘みたいに青空が広がり、いい感じ。そして何時間か前までは降っていたらしく、初日にチョロチョロだった流れもいい感じになっています。
ちょっと期待できるかも。


今回の旅のお供はNew Demio。上り坂は厳しかったけど燃費もいいし意外と釣りに使える車でした。昼食中のいっしゃん、何か絵になりますね。

水量は良い感じでしたがいつもは無視するポイントもそれらしい流れになっちゃってて、
選別が難しく意外と苦戦。

それでも記憶を元にポイントを攻めると、良い型がヒット。

最後は入渓点近くまで戻り時間一杯までライズと遊び終了。
気を抜いてて40cmオーバーにフックを伸ばされたり、最後まで楽しませてもらいました。

なかなか盛りだくさんで、充実した遠征でした。来シーズンは是非みなさんで一緒に行きましょう。いっしゃんは確定ですよね?
禁漁になった後でこれだけの釣りができるのは中々ないと思いますよ。朝一番の飛行機で行けば9時過ぎには川に立てるので、東北より近いかも。
早めに申し込めば、格安航空券取れるし・・・



Reported by つつさん modified by ゆべし