2006年 北海道遠征(弟子屈)


9/22〜25 北海道遠征(弟子屈) 釣行記

9月22日(金曜日) 釣行初日 晴れ

9/22-25の3泊4日で北海道遠征へと行って参りました。今回は比較的早く予定が組めたので、パックを使う事ができました。
なので飛行機は朝一番ではなく、釧路に着いたのは10時半。早速レンタカーを受け取り一路阿寒川へ。
秋分の日(土曜なのであまり連休って感じがしませんが)を挟んだおかげでレンタカーも品薄になっており、6人乗りしか無いとの事。
値段もコンパクトクラスでいいという事なので、広くてラッキーとこの時は思ってたのですが、1時間後に大きさが仇になることに・・・
とりあえず、中、上流域が調子良くて、50cmUPも上がってるとの情報だったのでまずは中流域に向かいます。
橋の少し手前から砂利道で橋下まで行けたので進むと軽トラックが駐車スペースに。牧場横だったし農作業かな〜と思い仕方なくもう少し進みますが、
ここでいきなりアクシデント。自分の車のつもりでちょっとした水溜りを抜けようとしたら、なんとスタック!前にも後ろにもピクリとも動きません。
しょうがないのでタイヤの下に石を詰めてみたり、枝を突っ込んでみたりするのですが、泥でスリップしてまったく動きません。
コンパクトクラスだったら押す事も出来たんでしょうけど、このサイズの車はかなり重いって事がわかりました。携帯を見ると圏外。さて困った・・のですが川は目の前。
先も行き止まりだったので、邪魔にもならなそうだし悩んでもしょうがないから車を置いて、まずは釣り上がることにしました。
見事なまでのスタック。一応4WDみたいなのですが、最近のこういう乗用車向けの4WD車は燃費重視な為悪路を走るようには出来てないらしいです(JAFの人談)。
片輪が空回りしただけで、そのほかの車輪は動かなくなっちゃうんですよね。過信するとこうなるのでみなさん気をつけてください。

少し下流に下ってから始めると、いきなりライズ発見。が、プールのため見切られてしまいます。仕方ないので倒木周りの深みを流すと一発でヒット。
久しぶりの北海道のネイティブは25cm程のかわいい虹でした。こんなサイズでも4番をバットから曲げるからすごいですよね。小さいながらもひとまず魚の顔を見て一安心。
そこからは開きにはチビ、深みや倒木、ブッシュの近くからは30cmそこそこのレインボーが顔を出してくれるいつもの阿寒川らしい釣りができ、いい感じで釣り上がります。
と上流から餌師のおじさんが帰ってきます。聞くとさっきの軽トラの持ち主とのことなので、上がるところだというから頼み込んでスタックの脱出を手伝ってもらうことにしました。
ところがロープで牽引してもらっても、一向に動く気配がありません。軽トラじゃしょうがないか。諦めてJAFを呼ぶことにしました。 幸い国道に出ると何とかアンテナ1本。
レンタカーに積んであったJAFの緊急連絡先に電話すると、30〜40分くらいで来てくれることになりました。さて一安心。というわけで来るまでの間橋の下でもう一釣り。
30cmクラスを追加したあたりで時間となったので車に戻りました。JAFは時間ぴったりに来てくれて、そこからは一瞬。皮肉な事にパジェロでウィンチを使うと一発。
時間も4時を回ってたので、少し上流の発電所上から入渓。うっそうとしてて熊さんの気配満点ですが、イブニングに突入しただけあって、サイズも一回りアップします。

ファーストヒットは25cm。写真サイズではないのですがとりあえず1匹目なんで

阿寒川上流域の流れ。少し国道から離れると怖くなります。

でっぷり太った阿寒川のレインボー。素晴らしく暴力的なファイトを見せてくれました。

倒木の横のエグレでヒット!木の下に潜られなかったので助かりました。

暗くなってきたし、もう満足ということで一路鱒やさんへ。
夜はこれまた恒例のおいしい食事とサッポロクラシック&釣り談義であっという間に時間が過ぎ、泥のように眠りました。

9月23日(土曜日) 釣行2日目 晴れ

翌朝は朝飯前のアメマス狙いで4時に目覚ましをかけたのですが、「朝ごはんでーす。」の声で目が覚めました。意外と疲れてたようです。
さてどこに行こうか、と迷ったのですが午前中オーナーのTさんが一緒にできるとのことなので、一緒に屈斜路湖へ。
まだ本調子ではないけどぽつぽつとカメムシも出てるようだったのですが、これがまた結構なタフコンディション。


雄大な屈斜路湖



Tさんのヒットシーン

網走川支流の流れ。去年はこの少し下流で60UPを上げたのですが・・

ロケーションは抜群なのですがライズが少ない。心が折れそうになった頃、Tさんにヒット。が北海道らしい40cmオーバーの巨大な「う」様。
派手に出るのと、一瞬引いた後のたーっと寄ってくるのが特徴ですぐわかってしまうのが悲しいところですよね。
と思ってるうちに私のカメムシにもバシャッ!やっぱり「う」。とここから短時間に5連続「う」。
3尾目なんて吸い込むようなレインボー独特の出方なのに興奮して合わせると、一瞬で寄ってきて、なんと小さい「う」。
この後Tさんに待望の45cmクラスのレインボーがヒットしさあこれから、と思ったのですが後が続かず「う」さえ釣れなくなり、Tさんも買出しの時間となったので、
後ろ髪を引かれながら一旦上がることにしました。
ポイントを変えて再チャレンジも考えたのですが、悩んだ結果去年の網走川支流の60cmUPが忘れられず、同じポイントに向かうことにしました。
ところが去年チョロチョロだった流れはさらに水が少なくとても釣りにならなそうだったので、上流部の水がある発電所上から入渓。

30cm弱、こんなサイズでもよく引きます。

いい感じの流れなんですが・・
去年イブニングでいい思いをしたポイントをくまなく流しますが、なかなか釣れずあっという間にやっと釣れてきたのは30cm弱のかわいいサイズ。
そうこうしてるうちにあっという間にイブニングに突入してしまいました。これはイカンと焦りますが、日が陰ってからはそれまでが嘘のよう。
流れ込みのプールでライズを発見してからはどこにいたの?と思うような魚ッ気。結局同じプールで前に進めなくなり暗くなるまでに30cm〜37cmまでを15匹ほど。
そこそこ人が入ってたんですかね。でも「さすがは北海道」、って感じでした。

最後に釣れた37cm。このくらいのサイズになるとヒヤヒヤさせてくれます。

イブニングポイント。ライズも続き、かなり楽しめました。

9月24日(日曜日) 釣行3日目 晴れ

さて、前日は見事に寝坊したのでその教訓を生かし11時には就寝。それでも何とかぎりぎりで釣欲が勝ち、4時に目を覚ます事ができました。
産卵行動で岸際に寄ってる屈斜路湖のでかいレインボーも魅力的でしたが、やっぱりこの時期来てるんだからアメマスをエッグで釣っとかないと・・
というわけでモーニングは宿からすぐ近くの川へ。昨夜一緒になったフライマンの人と一緒に弟子屈の町から少し阿寒方面に行った辺りから入渓。
この辺りになると街中を流れる護岸の川から一変、ロケーション抜群の渓流へと姿を変えます。去年釣ったのは街中の護岸脇で目一杯深めに巨大なショットを噛ませて
攻めましたが、この渓相なら比較的ストレス無く釣れそうです。何せ巨大なショットのニンフィングはキャスティングというより餌釣りの振り込みみたいな感じですからね。
渓相が良くて釣りやすいのはいいんだけど、この時間帯の寒い事。油断してシャツにレインジャケットで挑んだんですが、日が出るまではガタガタでした。

なかなか良い渓相でしょう?

これがもう少しして産卵を終えると、蛇みたいにヒョロっとなっちゃうんですよね。

そして釣りあがる事30分、インジケーターがきれいに消しこみ、レインボーとは一味違ったトルクフルな引き、
#5ロッドなんである程度余裕を持ってランディングで北のは46cmの丸々太ったアメマスでした。まだ産卵は終えてないみたいで、良い体してます。

まずは1匹。小さくても何故か1匹目って撮っちゃうんですよね。ご愛嬌。

こんな感じのエグレからは必ず飛び出してきます。でもいまいちサイズが。

そして本命ポイント。この木の下から・・・

ってのは甘い考えでした。でも確かにサイズはアップして35cm。釣って楽しいサイズです。

そしてこの大場所では・・

確かにこの日一番の37cm

10時に釣り始めて4時間、川原のほとんど無い川を川通しに上がったから腿の疲労はいい感じ。
そして屈斜路湖の時間があるのでいったん上がり、一路屈斜路湖へ。鱒やさんのご主人Tさんがキノコ採りに湖に行ってるとの事だったので、電話すると北側はベタ凪。
凪はカメムシでの釣りの天敵なので風表の南側、和琴半島に入ります。ところが、本当に風表。波でフライが見えなくなるほどです。
仕方ないから沢の流れ込み近くで待ち、夕凪に入る境目の一瞬にかけます。たまに浮かべてみたりしながら辛抱強く待つと、5時過ぎに待望のヒット。
やはり風が止んで波が消える前でした。 が「う」様です。そこからはまたもや5連続「う」しかし諦めかけた頃、スポッと吸い込んだ瞬間沖に一気に走りジャンプ。
今度こそ本物です。何度か突進してやっと上がってきたのは45cmクラスのレインボー。写真を撮る前に逃がしてしまったので、残念ながら写真はありません。
もうほとんど真っ暗、ですが魚っ気は明るいうちの沈黙が嘘みたい。半ば興奮気味にほとんど見えないフライに目を凝らしてるとラインが一気にまっすぐに張ります。
LLみたいな当たりに来たー!と合わせますが痛恨のあわせ切れ。この時点で暗くてフライはもう結べず。
屈斜路湖半は意外と熊が出るのでしばらく藪漕ぎする恐怖もあってそそくさと上がりました。後から見るとティペットはチリチリ。
明るいうちは注意してヨレをとりながらキャストしてたんですが、興奮してラインスピードが上がってたんですね。反省・・まあ念願のカメムシで1匹も果たして大満足。
夜はいい感じビールも進みで良い夢を見れました。波のおかげで目をつぶってもゆらゆら揺れてましたが・・

9月25日(月曜日) 釣行最終日 晴れ

最終日は昨日に引き続き朝は同じ近所の川へ。一緒に行くことになった人に何とか釣ってもらおうと思って、先行してもらいます。
深みよりどちらかというと瀬にいるみたいなのでその旨を伝えて、後追いで釣り上がります。
が、反応は芳しくなく、おまけに途中でいいライズを発見してしまってしばらく粘ってしまい結局取れないままTime up。
上流から戻ってきた同行者に聞くと49cmを上げたとの事。初北海道の人だったので大喜びしてました。まずは一安心。
ということでラストは昨日と同じ釧路川支流へ。昨日入った所より一つ上流の橋から入渓。今度はすんなり駐車スペースがありました。
釣り上がるとすぐに30cmそこそこがヒット。しかし今日の目標は倒木に潜む50cmオーバー。
なので中間の瀬は出るだろうけど小物なんで全て飛ばし蛇行する川のブッツケのみを狙います。
牧場の中を流れる川なので結構曲がりくねってて、カーブごとに倒木が溜まりポイントを形成してますが、川通しなのでそこに行くまでが意外と疲れます。
ポイントに着き少し待ってるとライズを発見。丁寧に下流から流すと順番にヒット。ですがなかなかサイズが上がりません。
しかし中でもやっぱり大物は倒木の下にいるみたいで必ず反応はします。


そんな事を繰り返しながらしばらく上がると、いかにもの大場所が現れます。
下流から4匹くらい釣ったあたりでふと巻き返しが深みになってて流れ込み付近の倒木に向かって巻いてるのに気づき、フリッピングしながら流し込みます。
すると我が目を疑うサイズがゆっくりとイルカライズ。見失いかけてたのでフライは?と思うと同時に直感で合わせると、ずっしりとした手応え。
すかさず追い合わせを入れたとたん、一気に上流に走ります。先には倒木。ですが#4じゃあ成す術もなく走られ、倒木を通り過ぎた辺りでジャンプ。
明らかに50cmオーバー。下手すると60cmはある魚体が跳ねまくり、どうしようもない内にラインブレイク・・しばらくは放心状態でした。
うーん、これはこのタックルじゃ、到底取れん。と不思議と悔しさはありませんでした。
初日で#4の限界くらいの魚を釣ったのに長すぎるからという理由で#5を使わなかったのが敗因ですね。7'6"の#5くらいがあればな〜。
まあ悔やんでも仕方ないので次回までの課題にすることにしました。

こう見えて近づいたら、腰より深いエグレでした。赤丸:ヒット箇所 白丸:黒い影は倒木 その向こうでジャンプ、そしてバレ・・

不思議とそこからちょっと行った辺りで当たりが遠のき、足跡も発見。跳ねられたかな?と思い一旦上がりました。時間はこの時点で1時。
5時半の飛行機なのでポイントを変えて、できるのは約1時間。思い切って上流に向かいます。道が砂利に変わる辺りから再入渓。
時間もないのでサクサクポイントを絞って上がると、何とか35cmクラスをゲット。川通しで戻らなくちゃいけないので、この辺りで納竿としました。


目標の50cmupは取れませんでしたが、はなからタックルが不十分でしたね。
去年60cmを#4で上げたのは流れのほとんど無いプールだった事を考慮せず、ちょっと北海道のレインボーをなめ過ぎてました。
大物を狙う方はぜひ#5以上ティペットは3Xをお勧めします。でもボサもあるから9ftじゃ厳しいかも。だから残るんでしょうけど。
リールの無い餌師じゃ、ましてや上げられないだろうし。
とにもかくにもスタックあり,カメムシあり、バラシありと十分過ぎる位満喫した北海道遠征となりました。



Reported by つつさん modified by ゆべし