群馬県吾妻川水系

4月11日(火曜日) 晴れ 

やっと春めいてきた今日この頃。真冬の寒さから比べれば朝起きるのは、だいぶ楽になったと思うのは私だけではないと思います。
とは言ってもそう簡単に起きられる筈もなく、目覚まし時計が鳴ってから2時間も超過しているのは気のせいではなく紛れも無い事実なのです。
そして顔を洗いながら思うのです。「早起きは3匹オトク!」じゃなくて「早起きは三文の徳」なのに・・・と。そして毎回朝寝坊。
気を取り直してやっと出発進行。本日目指すは県内の吾妻川水系。行った事ないパラダイス目指してレッツゴー!と張り切るのはクラッチだけ。
釣り場に着いたのはいいのだけれど、「いつものおかたく釣れる所がいいのに。」とブツブツ呟くてるっち。
やはり期待はずれで、せっかくここまで来たのに、しかも先行者あり。そこで諦めて早めに退散。
タダでは帰らないと道端のフキノトウを必死に摘み取り、明日てんぷらにでもしよう。またまた移動。こんどはT川。しかし、川の状態がとても悪く、生体反応なし。
でも偶然クラッチがあるものを見つけ一生懸命写真を撮っていました。

てるっちも見るのは初めての自然のザゼンソウでした。ひっそりと、しかし力強く咲いていたその花はとても美しく目に焼きつきました。
その花を後にし、今度はこの際、チビでも遊んでもらおうといつものS川へ移動する事にしました。やっとS川のいつもの駐車場に。ちょっと遅い到着でした。
腕時計をのぞくと既に3時を回っている!急げてるっち!急げクラッチ!そこからクラッチは少し釣り下がる。てるっち入渓してすぐ1匹。
17センチのヤマメをキャッチ。下は駄目だったみたいで、すぐに追いつかれ、向こう側の流れを釣っている。
っと思ったらクラッチ1匹キャッチ。これまたチビッコ18センチヤマメのギリギリカウントサイズ。

てるっちはと言うと、ノーカウントサイズにいじめられっぱなしで、半分イジケモード。あわせてたまるかと思っても、つい手が動いちゃう。
うっかりして、あわせが強いと、もちろん自分の方向にすっ飛んでくるので要注意。
ここは毎年サイズが小さめですが、そんなチビッコでも練習にはなるから侮れない。(ちょっと可愛そうだけど・・・)

チビヤマメにやられっぱなしでカナシイと思ったら次の瞬間あっけにとられて、「何??もしかして大きい??」すごい力でグングン引くので、ちょっぴり本気に。
これは絶対キャッチしなければと真剣に慎重にと思ったのもつかの間、「何でシッポから上がってくるかなぁ〜どうりて引くハズだよね・・・」
でもそこそこの大きさだったので、「クラッチ〜カモォ〜ン。」と呼び寄せて、ちょっとだけ自慢。サイズを図ったら27センチでした。
ヤマメのこのサイズって、ちょっぴりウレシイ。シッポから上がってきた事はナイショにしちゃおうかと思ったけど、後ろめたいので話しました。
魚の反応具合からすると、結構スレテいるという結論。「逆さまキャッチでも仕方ないよね。」と自分に言い訳をするてるっちでありました。
嬉しそうに先行するクラッチの後を追うてるっち。いいポイントをフライが流れた瞬間「出た!あ〜〜やっちぁった。まあまあサイズだったのに。!」
とクラッチ、残念ながらフッキングせず。「交代、交代、今度はてるっち!」と同じポイントにフライを流す。
「やったぁ!」またもやてるっち、ヤマメさん23センチをキャッチ。

クラッチが釣り逃した魚が釣れるとかなり嬉しくて、時代劇のお殿様みたいに「余は満足じゃ!」という感じなのであります。
下手なてるっちに釣られてしまって、可愛そうなクラッチ。悔しさ100倍なのかもしれませんね。
「どうぞ、どうぞ、遠慮なく先行してくだされ。余は満足なので。」と言ってバトンタッチ。
ここから先の方が断然渓相が良くなりポイントも増えるのです。でも、だからってホントにいいとは限らないけど・・・。
「あ〜〜。」というため息交じりの声。クラッチまたもや外してる。しかもトラブル発生。フライが木に引っかかってしまったのだった。
こういう時はもちろん交代。てるっちにチェ〜ンジ!そこそこ水深がある良さそうなポイント。
しかし、バックを気にしすぎてちょっぴり近づき過ぎちゃったかも。木にフライを捕られたらもったいないし・・・



その場はそれで、ジ・エンド。またクラッチが先行。この辺りはいいポイントが結構あって、クラッチが調子良く2匹追加。てるっち1匹追加。1匹バラシ。
少しの区間でちょっぴり楽しみました。でもここは、恐怖のワンちゃんポイントなのであります。
川に沿って民家があり、ワンちゃんが5〜6匹繋がれていて、多分ワンちゃん達から見ると怪しげにしか見えない私たちは
その付近で釣りをしている間中、スゴイ勢いで吠えられ続けるという訳。手元にあるものなら、ビーフジャーキーでも投げ与えて
「これあげるからおとなしくしててねぇ」とでも言いたい気分になってしまう程です。

もう少し行った所の橋から上がろうという事になり終わり際、橋の近くでクラッチが1匹追加。
そこから上がり、車へ戻りました。
てるっちはすでに燃え尽き、小雨が降り少し寒いのも手伝って、ウェーダーを脱ぎました。
クラッチはと言うとまだ諦めきれず、他に移動してもう少し釣りたいとの事。
帰り道、N川最下流域の人気ポイントに寄り、日が落ちる寸前の約30分間、一人で粘ったクラッチでありました。
結果はと言うと「シーンと静まり返っていた。」との事で残念でした。
そのスキに来る時に買ってきたおやつを「パリパリ、ポリポリ」と食べ尽くしたてるっちでありました。

Reported by テルッチ